モッズバンド、ゲームは風が得意
ゲーム(THE GAME)という1965年のデビュー当時、
メンバー全員が10代(18歳が3人と15歳が2人!)というモッズ風バンドがいた。
最初のシングルである「 But I Do / Gotta Keep On Moving Baby 」などは
初期キンクス風の哀愁のメロディーと
ガチャガチャしたサウンドで特にB面曲はなかなかカッコイー曲。
続くシングルからはちょっとUKバーズ風なハードなギター、
これにメロディアスな歌がのり
曲の雰囲気、コーラスの感じなどはクリエイション風サウンド。
どれもそれなりにカッコイーものの、
残念ながら○風の曲でバンドとしての個性に欠けたためか
シングルを4枚ほど残したらしいけれどあまり売れず
バンド名を THE LAVENDOR GROVE に変え、
時代に合わせて今度はサイケ・ポップ風なサウンドとなるものの
解散してしまったようだ。
『 IT'S SHOCKING WHAT THEY CALL US 』
上記の編集盤でそれらの音源がまとめて聴ける。
その中に1996年に再結成した時の曲も含まれていて
こちらはネオ・モッズ風なサウンド、
さっぱりとしていてアクが無くなってしまい
こちらはどうにもイマイチ。
が12曲目のタイトル《 Still On The Game 》を見る限りは
やる気はマンマン!
2008.12.12 | Comments(0) | Trackback(0) | モッズおすすめアルバム
