ボ・ディドリー、ついでといっては何ですが
先日、ボ・ディドリーの紙ジャケ『 HAVE GUITAR WILL TRAVEL 』を購入したついでに
・・・といっては何ですが、ボ・ディドリーの強烈的にジャケットが濃い
『 THE BLACK CLADIATOR 』を買いそびれていたのであわせて購入。
この『 THE BLACK CLADIATOR 』、1970年に発売されたアルバムで、
ブリティッシュ・ビート・バンドがカバーしたような
代表曲も収録されていないし、
すでに70年代はボ・ディドリー自身のピークも過ぎたと思い、
過去の焼き直し的なものが大半かな
と期待はしていなかった。
が、すまぬボ・ディドリー。
過去の焼き直しどころか、新境地。
例のジャングル・ビートなどではない。
スペシャル・へヴィー・ガレージ・ファンクが炸裂!
グッチャリとしたビートでムンムンである。
チープでグルーヴィーなオルガンが全編でブリブリと唸って、
おそらくボ・ディドリー自身のキレのよいギター・カッティングがまた凄い。
なんだかノーマン、サヴの黄金トリオ時代の
ウィルコ・ジョンソン・バンドのヒントはこれか?
なんて思わせる曲も。
ヴォーカルも濃厚で気合いたっぷりで、
んぐゲェー、めちゃカッコイーのだ。
『ブラック・グラディエイター / ボ・ディドリー』
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2008.10.28 | Comments(0) | Trackback(0) | ブリティッシュ・ビート・クラシックス
