マージービーツとブリティッシュR&B
前置きは無し。
ズバリ、マージービーツの『 ON STAGE 』というタイトルの
EP収録曲は要注意!
マージービーツといえば、マージ・ビート系バンドのひとつですが、
スタジオ・ライヴでの録音らしい『 ON STAGE 』でのサウンドが
荒っぽくてヤケにカッコイーのである。
収録されている4曲のカバーも異質。
・Long Tall Sally
・I'm Gonna Sit Right Down And Cry
・Shame
・You Can't Judge A Book By It's Cover
シングルのB面で発売された
Mister Moonlight や Fortune Teller が
ビートルズやローリング・ストーンズより先に発売されたということより、
おいらにとってはマージー・ビート系のバンドで
ボ・ディドリーとジミー・リードを録音したということが重要だ。
ブリティッシュR&Bの典型は、
ボ・ディドリーとジミー・リードの合体的なサウンド。
ロンドン出身のバンドには、
ボ・ディドリーとジミー・リードをカバーしたバンドは数多いけれど、
ビートルズを生み出したマージー・ビート系のバンドには、
両アーティストのカバー曲は極端に少ない。
その中で、リヴァプール出身バンドであるマージービーツは、
ボ・ディドリーとジミー・リードのカバーを残した数少ないバンド。
荒っぽくガレージ風にキメる
ジミー・リードのカバー《 Shame 》。
クールにジャングル・ビートをキメる
ボ・ディドリーのカバー《 You Can't Judge A Book By It's Cover 》。
むちゃカッコいーです。
『 ON STAGE 』収録曲はオリジナル・アルバムの
SHM-CD紙ジャケにボーナス・トラックで収録されてますし
⇒ Amazonの詳細
ほぼ発売順にならべたプラケース仕様の編集盤にも収録されていて
容易に聴けます!
⇒ Amazonの詳細
そのほかシャウト全開、なんとJBカバー、
《 Good Good Lovin' 》の荒さも抜群にシビレます!
2009.11.13 | Comments(2) | Trackback(0) | 60'sブリティッシュ・ビート
